7号館の5階

院生なんてこんなもの

願掛

おりひめさま ひこぼしさま



じんせいなんとかなりますように



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『願い事』のことで少し、幼少時代を思い出しました。



あれは幼稚園の頃。父母会かなんかだったのでしょうね。『おっきくなったら○○くんは、何になりたいのかなぁ〜?』なんて聞かれて、みんな順番に答えていくわけです。



模範解答は、プロ野球選手とかおまわりさんとか。女の子でしたら、食べ物やさんとか、お花屋さんとか。



ところが、若干ひねた子が一人おりまして、

『おおきくなったら、ふつうのかいしゃのサラリーマンになりたいです!』

と堂々とのたまわりまして。



親、大苦笑。



今でも時折その話を持ち出されて、『まったく、子供のクセに一人だけ夢がなくってねぇ。あの時のアンタには参ったわよ〜』なんて。



でも、父親は都心にある広告代理店勤務でしたし、どうしてもそれ以上のものがピンとこなかったのですけれども…。あるいは、大きくてキレイな建物が好きだった、というのもあるかもしれません。



そんなわけで、平凡といわれようと何といわれようと、そのうち自分はサラリーマンになるんだ、都心にある大きなビルのきれいなオフィスで働くんだ、と信じて疑わなかったのです。



あれから二十数年。



そのささやかで平凡な夢は、あまり叶いそうもありません( ´;ω;`)



さらば大きなビルよ、きれいなオフィスよ。そして、遠い昔の夢見る自分よ。



7月7日。天気予報は曇りのち雨。
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